「赤ちゃんはインフルエンザワクチンを接種すべきでしょうか？」よくご相談をいただきます。

インフルエンザワクチンは生後６か月から接種が可能です。

ただ、乳児期（生後６か月以上）のインフルエンザワクチンについては効果が限定的で、感染の予防として十分とは言えない状況です。

赤ちゃんのインフルエンザ感染予防として最も大切なことは、家族など周りの人が感染しないように注意して赤ちゃんを守ることです。

当院では乳児のインフルエンザワクチンについてご質問があった場合には以下のように説明しています。

①保育園に通園している場合、兄弟がいる場合などは感染機会が多いために乳児であってもワクチンの接種をお勧めします。

②上記に該当しない場合は積極的に接種をしなくても大丈夫ですが・乳児以外のご家族は是非ワクチンを接種して乳児にインフルエンザが感染することを防いでください。また、流行が本格化したら、不要の人混みは避けてください。以上を徹底した上で更なる感染予防を考慮する場合は乳児自身の接種をお考えください。

③来年のシーズンはお子様も1歳です。外出など行動半径も広がりますから、来シーズンからは毎年ワクチンを接種しましょう！