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インフルエンザ等流行状況 今年のインフルエンザ流行の傾向について(シーズン前半のまとめ)

インフルエンザの流行が続いています。

横浜市のサーベイランスに見る1週間あたりのクリニックあたりの患者数は10数人で年明け以降は同程度で推移しています。

例年より早く流行が始まった本年度ですが、その後は比較的緩やかな推移で例年に較べるとかなり患者数は少なめです。
流行はA型(AH1pdm)がほぼ全てでB型やA型の異なる株(AH3)はほとんど検出されていません。

この流行が単一株に限られていることが小規模の流行に留まっている最大の理由でしょう。また、皆さんがワクチンや日常の予防に努めていただいていることも感染抑止に効果があるのだと思います。
ただし今後はB型など別の株の感染が拡大する可能性があり、そうなると急激に患者数が増えるかも知れません。
もうしばらくインフルエンザシーズンが続きます。引き続き日常の予防の継続をお願いします。