ロタウイルスワクチンの定期接種化と、ワクチンの接種間隔の考え方の変更について
2020.09.12更新
ロタウイルスワクチンが定期接種になります
令和2年10月1日よりロタウイルスワクチンが定期接種となります。対象は令和2年8月1日以降に出生した児。生後14週6日までに接種を開始する必要があります。
当院では生後2か月になったらヒブ、肺炎球菌、B型肝炎ワクチンと一緒に接種することを推奨しています。
異なるワクチン間の接種間隔が一部変更されます。
異なるワクチン間の場合、接種してから次のワクチンを接種するまでに、一定の間隔をあける必要がありました。従来は生ワクチンなら接種してから27日以上、不活化ワクチンなら接種してから6日以上の間隔をあけないと次のワクチンを接種することができませんでした。
令和2年10月1日から、その制限が一部緩和されることとなりました。今後は注射の生ワクチン(BCG、MR、水痘、おたふくかぜワクチン)間のみ接種してから27日以上あけることとし、その他のワクチンについては制限がなくなりました。
※ 例えば、9月や10月にMRワクチンなどを接種していても、10月以降なら接種間隔を気にせずインフルエンザワクチンの接種が可能です。
ただしあくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりです。
当院が推奨するワクチンスケジュールには変更がありませんから安心してください。
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