よくある質問

2019.12.30更新

百日咳菌によって発症する呼吸器感染症です。
百日咳は近年、学童や成人の感染が増加し、年間1万人くらいの方が発症していると考えられています。幼児期に接種する四種混合ワクチン(DTaP-IPV)で予防が可能ですが、5歳頃までに基礎免疫が徐々に低下して再び感染のリスクが高くなります。ただ学童や成人の場合、咳が長引く程度で百日せきと気が付かない場合も少なくありません。そのような方を介して赤ちゃんが感染してしまうことが問題になっています。四種混合ワクチンが完了していない赤ちゃんが感染すると呼吸困難、無呼吸発作や突然死、脳症などで重篤な後遺症を残したいり死に至る危険性もあります。

• 咳が出るときはあまり赤ちゃんに近づかないで下さい。手洗いやマスクで感染を予防します。

• 検査、治療が可能ですから咳が長引く場合は受診してください。

• 日本小児科学会では百日咳の予防のために三種混合ワクチンの追加接種を推奨しています(任意接種)。小学校に入る前の1年間、11歳から12歳頃の2回の接種を是非ご検討ください。「自分自身と大切な家族を守るためにお兄ちやん、お姉ちゃんが頑張ろう!」

百日咳ワクチンを接種しよう 

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2019.12.14更新

子どもの便秘について
便秘とは長い間便が出なかったり、排便時に痛がってしまったり時にお尻が切れてしまうような状態です。治療が必要な場合を「便秘症」と言います。
便秘は特に幼児に多く、小児科では日常的に診察する症状のひとつです。だからといって放置して良い状態ではなく、放置していると徐々に症状が悪化してしまうことが少なくありません。便秘症と診断されたらしっかり治療しましょう。

※ このような症状が見られたら便秘が疑われます
• 便の回数が週に3回未満、5日以上排便がない状態が続く。
• いきんでいるのになかなか便が出ない、苦しくて泣いてしまう。排便時にお尻から出血がある。
• 1日に何度も排便があるがいつも少量でコロコロの便。いつもお尻に粘土のような便が付着している。

トイレトレーニングについて

トレーニングを始めたばかりの頃はトイレで排便が出来たことを褒めるのではなく、お母さんと一緒にトイレに行けたこと、(便が出なくても)短時間で良いのでトイレに座れたことなどをほめてあげて下さい。好きなおもちゃを一つだけトイレに置いてあげたり、便座に座れたら数ページだけ絵本を読んであげたりも良いかもしれません。逆に便があるまでずっと便座に座らせてしまったり、パンツにした時に叱ってしまうと子どもは排便を怖がるようになりトイレに行きたがらなくなり、便秘が悪化する場合があります。

食事について
十分な食事量がないと便が出にくくなります。慢性的に便秘が続く場合は適切な食事量が確保できていてしっかり体重が増えているか確認する必要があります。
食物繊維も排便には大切です。葉物の野菜や根菜類などは食物繊維を多く含んでいます。幼児の場合はあまり食物繊維だけにこだわらずに、まずはご飯や野菜、蛋白質などをバランスよく食べられるように少しずつ食べられる品目を増やすように慣らして行きます。乳製品や酸味のある果物なども便を出しやすくしてくれます。

薬物治療について
便を硬くなりにくくする薬や、腸を刺激して便を出しやすくする薬などを用います。小児に処方される薬は副作用もほとんどなく、習慣性もありませんから安心して使用することができます。むしろ便秘を放置すると悪化してしまうことが少なくないために、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせてしっかりと治療することが重要です。

※ 当院で主に使用している下剤
• 便を硬くしないための薬(モニラック、酸化マグネシウム、モビコール)
• 腸を刺激して排便を促す(ラキソベロン)
• 座薬(テレミンソフト)

 

 

投稿者: ぽっけキッズクリニック