よくある質問

2016.10.31更新

●赤ちゃんはハチミツを食べてはだめ?なぜ?
天然のハチミツの中には稀にボツリヌス菌が存在することがあります。1歳未満のお子さん(多くは生後3週から6か月程度の乳児)がハチミツを接種するとボツリヌス菌が腸管内で増殖し、ボツリヌス菌が産生した毒素により乳児ボツリヌス症を発症することがあります。症状は長引く便秘、脱力、筋力の低下や呼吸困難などです。摂取から3日~30日後に症状が出現し、症状発現まで時間がかかることも特徴です。

パンなど一部の食品には添加物として既に製造の段階からハチミツを使用している物もあります。加熱など十分に処理をされた加工品の中にはボツリヌス菌は存在しないと考えられ、まず発症のリスクは無いと考えられます。1歳未満のお子様はハチミツの摂取を控えましょう。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

●睡眠について
睡眠はレム睡眠(睡眠中、脳が活動している状態)とノンレム睡眠(脳が休止している状態)に分けられます。ノンレム睡眠の間に人間は脳を休め、レム睡眠の間に脳はその日あったことを追体験したり、以前の記憶の整理を行ったりしていると考えられています。寝ている間に夢を見るのもこのような睡眠中の脳の活動によると考えられています。

ちなみに魚類や、爬虫類といったあまり脳の発達していない生物では人間のようなはっきりした睡眠は認められません。脳の発達した人間だからこそ眠ることは大切だと言えます。

●睡眠の大切さ
子供たちは(もちろん私達大人もそうですが)十分な睡眠時間を確保することで翌朝しっかりと目を覚まし、朝食を摂ることができます。睡眠時間が足りない子はそうでない子に対して朝食を摂っていない場合が多いです。「早寝早起き」は子供たちの生活リズムを整え、健康を保つために必須です。

昔から「寝る子は育つ」と言われますが、夜、睡眠中に多くの成長ホルモンが分泌されることが知られています。また、睡眠不足は食欲を調節するホルモンバランスも崩してしまい、十分に睡眠時間を確保している人に対して睡眠不足の人の中に肥満が多いことも知られています。

●どれくらいの睡眠が必要?
諸説ありますが、小児では最低7~8時間。私は小学生で9時間程度の睡眠時間を推奨しています。小学生のうちからあまり睡眠時間が少ないと、更に忙しくなる中学生、高校生になった頃にはもっと睡眠時間が減ってしまうことが予想されます。小学生も高学年になると塾や習い事、場合によっては中学受験などで大変忙しくしている子を多く見かけます。でも、この時期はちょうど子供たちが思春期を迎える時期でもあり、この時期の生活リズムの乱れはその子の一生を左右してしまう可能性があります。

子供に「早く寝なさい」といっても、大人が近くで食事をしたり、テレビを見たりしていれば、子供はどうしてもそちらが気になってしまい眠ることができません。子供たちの早寝早起き、睡眠時間の確保のために親の協力も必要だと思います。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

伝染しやすい感染症には「学校保険安全法」という法律で学校や幼稚園などの集団生活への出席停止が義務づけられています。

・インフルエンザ(学校) 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで。
・インフルエンザ(幼稚園) 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで。
・百日咳 特有の咳が消失するまで、または5日間の適正な抗菌薬療法が終了するまで。
・麻疹 解熱した後3日を経過するまで。
・流行性耳下腺炎 耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が始まった後5日を経過し、かつ、全身状態が良好となるまで。
・風疹 発疹が消失するまで。
・水痘 すべての発疹が痂皮化するまで。
・咽頭結膜熱 主要症状が消退した後2日を経過するまで。
・溶連菌感染症は適切な抗生剤内服開始後24時間以上経過し、解熱、全身状態が良ければ出席が可能です。
・手足口病、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑(りんご病)などには一定の出席停止期間は定められていません。解熱後、全身状態が良ければ登校(登園)することができます。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

溶連菌感染症は幼児期から学童期に多い「のどのかぜ」の一つです。高熱と喉の痛みが代表的な症状です。のど(咽頭)が赤く充血して痛みが強く出ます。舌が赤くなり、ぶつぶつが目立つ場合があります(苺舌)。時に頭痛や腹痛を伴います。中耳炎を合併する場合があります。この様な症状から少し遅れて身体にピンク色の細かい発疹が出現する場合があります(かるい痒みを伴います)。

感染経路の多くは飛沫感染です。患者のだ液から感染しますから手洗いやうがいをしっかりすることで予防できます。潜伏期は2~3日です。赤ちゃんや大人にも伝染する場合がありますので注意しましょう。

●診断と治療
「迅速検査」により5分ほどで診断がつきます。抗生剤の内服を開始すると1~2日で解熱します。ただし再燃や、合併症の予防のために途中で服薬を中止することなくしっかり最後まで内服を完了してください。抗生剤の内服開始後24~48時間以上が経過して症状が改善していれば登園、登校が可能です。幼稚園や保育園によっては治癒証明書が必要な場合があります。家族に同様の症状の方がいる場合には一緒に抗生剤を内服していただきます。

●溶連菌感染後の合併症・急性腎炎
稀に溶連菌感染症のあとに急性腎炎を合併することがあります。予後は良好な病気ですが、時には入院治療を要します。溶連菌が治癒してから2~3週間後に尿が赤く(黒く)なったり、尿が出なくなったり、身体がむくんだりといった症状が出現したら速やかに再診してください。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

●MERSコロナウイルス感染症とは?
2012年に初めて確認された新しいウイルス感染症です。主として中東で患者が発生しています。ヨーロッパや北米、アジアでも患者の発生がありますが、全て中東で感染した患者、あるいはその患者からの2次感染例です。ラクダとの接触で感染する可能性があると言われますがいまだ詳細は不明です。人から人への感染もあり得ますが、家族や医療従事者など濃厚に患者と接触した症例が大半で、インフルエンザのような大流行は生じないと考えられています。

●症状
主な症状は咳、発熱、呼吸困難など呼吸器症状です。時に嘔吐や下痢といった消化器症状を伴います。MERSコロナウイルスに感染しても症状の現れない方(不顕性感染)や、軽症で経過する場合もあります。特に高齢者、免疫不全や慢性肺疾患などの基礎疾患がある場合には重症化します。

●予防と治療
ウイルス感染症で抗生剤などは無効です。発症した場合は対症療法を行います。現在のところワクチンも存在しません。手洗いやうがい、マスク着用など一般的な感染症予防で感染を防ぐことができます。

●感染が疑われた場合には
帰国時に発熱や咳などの症状がある方は、空港内等の検疫所へご相談ください。帰国後14日以内に、発熱や咳などの症状がみられ、最寄りの医療機関を受診する際は、事前に医療機関に連絡の上、中東をはじめとする流行地域に滞在していたことを告げてください。症状がある間は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケットを実行してください。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

●腸重積症とは?
腸重積症とは、腸の一部が腸の中に入り込んでしまうために生じる病気です。腹痛や嘔吐、血便が特徴的な症状で発見が遅れると腸に穴が開いて腹膜炎を起こし、発見が遅れると時に死に至る場合があります。日本国内でだいたい年間4000人くらいが発症していると考えられ決して珍しい病気ではありません。生後3か月頃から増加し生後7~9か月頃が発症のピークです。3か月未満、6歳以上では稀です。

●腸重積症の症状
特徴的な症状は腹痛と嘔吐、イチゴジャムの様な血便です。乳児の場合は訴えがはっきりしませんから以下の様な症状があれば腸重積症を疑います。

・泣いたり不機嫌になったりを繰り返す
・嘔吐を繰り返す
・ぐったりして顔色が悪くなる
・血便が出る

この様な症状がある場合には様子を見ることなく救急受診をしてください。

●腸重積症の治療
造影剤や空気を肛門から注入して入り込んでしまった腸を押し出します(非観血的整復術)。発症から時間が経っている場合や状態が良くない場合は手術で腸をもとの状態にもどします(観血的整復術)。腸重積症は発見が早ければ手術をしなくても治療が可能で、予後も良い病気です。

●ロタウイルスワクチンと腸重積症
腸重積症はロタウイルスやノロウイルスといった胃腸炎を契機に発症することが少なくありません。また、ロタウイルスワクチンの接種後に若干その発症率が上がる可能性があります。ロタウイルスワクチンは腸重積症の自然発生率があがる前に、生後2か月を迎えたらできるだけ早期に接種を済ませます。また接種後1週間程度は腸重積症の症状に気をつけてください。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

●どんな病気?
細菌性腸炎では発熱や腹痛、下痢(血便を伴うことあり)、嘔吐などを認めます。主に蒸し暑い夏に患者が増加します。冬から春に流行する、ノロウイルスや、ロタウイルスなどのウイルス性胃腸炎に比べると症状はより強く重篤です。時に溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を合併することがあります。特に抵抗力が弱い乳幼児や高齢者では注意が必要です。

●予防
主な感染経路は「菌に汚染された飲食物を摂取する」、「患者の糞便で汚染されたものを口にする」など経口感染です。食品はよく洗い新鮮な材料を使うこと、肉は十分に過熱することなど予防対策が大切です。赤ちゃんが下痢をしているときはおむつ交換後に手をよく洗ってください。下痢症状がある人は専用のタオルを使用して、トイレは常に清潔に保ち、ドアノブ、水洗レバー、電気のスイッチなど手の触れるところは特に念入りに掃除してください。

●治療
下痢止めや不適切な抗生剤の使用は時に症状を悪化させます。症状が疑われた際は、自分の判断でこれらの薬剤を使用することなく受診してください。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

●どんな病気?
ヒトパルボウイルスというウイルス感染症です。正式名称は「伝染性紅斑」ですが、その症状から「りんご病」と呼ばれることも多いです。幼稚園や小学校で冬から春に流行します。頬が赤くなり、少し盛り上がります。その後、紅斑が腕や太ももに広がります。レース模様のように見えるのが特徴です。
胸やおなか、背中にはあまり紅斑が目立たないのが普通です。紅斑は軽い熱感と痒みを伴う場合がありますが、1週間位で消失します。熱は出たとしても微熱程度で、あまり高い熱を伴うことはありません。伝染性の強い病気ですが、紅斑が出現するような時期にはほとんど感染力はありません。普段と変わらない生活ができます。体調が良ければ普段と変わらない生活が可能です。幼稚園や小学校も登園(登校)できます。ただし日光に当たると赤みや痒みが強くなる場合がありますから、帽子、長袖や長ズボンで日光を避けたほうが良いでしょう。

●治療
治療法はありません。今のところ予防接種もありません。痒がる場合には冷たいタオルなどで冷やしてあげてください。

●妊婦さんはりんご病の流行に注意を
妊娠の比較的早い時期に妊婦さんがパルボウイルスに感染すると流産などの原因になることがあります。りんご病の流行している時期には人混みを避けるなど、配慮したほうが良いでしょう。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

腸管出血性大腸菌感染症は、O157などの病原性大腸菌の感染により発症します。主な症状は下痢(時に血便を伴う)、腹痛、嘔吐や発熱です。頻度の多いウイルス性腸炎(ロタウイルスやノロウイルス)などに比べると熱が高く長引くことが多く、腹痛や下痢の症状も強いことが一般的です。時に出血を伴う腸炎や、溶血性尿毒症症候群(HUS)をきたし重症化します。特に乳幼児や高齢者では注意が必要です。

●感染予防と注意点
汚染された食物を摂取することで感染します。新鮮で十分に加熱調理された食品を食べるように心がけます。肉などは中までしっかりと火が通っていることを確認してください。時に下痢止めや抗生剤を使用することで症状が悪化することがあります。自己判断でこのような薬を服用することなくご相談ください

投稿者: ぽっけキッズクリニック

2016.10.31更新

●冬はなぜ乾燥肌になりやすい?
冬は大気が乾燥するうえ、暖房などの使用により皮膚の乾燥がさらに進みます。外気温の低下により、新陳代謝が悪くなり、汗や皮脂が出にくくなるため乾燥肌になりやすいのです。

●乾燥肌はなぜ悪い?
乾燥により皮膚の表面がひび割れを起こし、外からの刺激や、アレルゲンの侵入により肌荒れ、かゆみの原因になってしまいます。

●冬のスキンケア~ワンポイント・アドバイス~
・保湿剤は毎日、最低2回はしっかりと塗りましょう
朝の外出前、入浴後は全身に保湿剤を塗りましょう。帰宅したときなど顔や手足がカサカサしているときは保湿剤を塗り足すこともお忘れなく。手荒れが目立つ場合は手洗い毎によく手をふいて保湿剤を使いましょう。

・熱いお湯、長湯は避けます
湯船で温まりすぎると入浴後の痒みが強くなります。入浴後に汗をかいたり、頬や手足が赤くなったりするような長湯はさけます。入浴剤も身体が温まりすぎるためあまりお勧めしません。

・こすらず、しっかり泡立てて手で洗う
お風呂で体を洗うタオルなどの素材も大切です。ナイロン製のものなどは刺激が強く、皮脂を落としすぎてしまいます。小さなお子さんならお母さんの手が一番。タオルを使用する場合も、ガーゼのハンカチや手ぬぐいのような肌触りの良い木綿素材のものにします。

・入浴後5分以内に保湿剤を使用しましょう
まだ肌がしっとりしているうちに保湿剤を使用することが大切です。入浴後の潤いを失うことなく保湿剤で閉じ込めてしまいましょう。

・身体も衣類も清潔に
毎日しっかりお風呂に入りましょう。子供の肌は大人より汚れやすいため身体は石けんやボディーソープ、頭はシャンプーで洗います。汗をかいたらこまめに肌着を着替えてください。

・肌着やパジャマは木綿、シルクなど自然素材
近年よく見られる保温効果の高い肌着などは熱がこもり、時に痒みの原因になります。

投稿者: ぽっけキッズクリニック

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